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土曜日はメガネ作りに外出たから日曜日は何もしないと思ってたんだけどなんだか名残惜しくてどこかに出かけようと思った。

インスタ見てたら安齋さんのギャラリーで写真展をしてた。安齋さんの展示ではないけど安齋さんがいるかもしれないと思い、行った。

同じ小田急線沿いにあるギャラリーだから近いようで1時間近くかかる。なんか電車混んでたし。

 

ギャラリー到着。

なんと個展のクロージングパーティをしてた。多分みんな安齋さんや写真展を開いてる人の顔見知りだ。

 

でも何食わぬ顔して入る。こういう時の度胸はなぜかある。

写真を見つつ安齋さんいるかなと見渡したら1番奥で歓談してた。この前作ったポストカードセットを安齋さんにあげたいと思い持ってきていた。あげたい!

人が大勢いるこじんまりとしたギャラリー内をウロウロする。そしたら安齋さんが外の方に来てそこでまた歓談を始めた。なかなか話しかけられない。

 

ギャラリーの人に

「今日は写真を見に来たんですか?それとも安齋さん?」

と聞かれた。なんか正直に安齋さんって言ったら個展を開催してる人に失礼だし、すごいミーハーっぽかったから

「全員同じくらい好きです。恐れ多くて誰に話しかけられないでいるんです」

と答えた。そしたらお茶くれた。

 

安齋さんの周りが手薄になったところを見計らい話しかけた。以前撮ってもらったツーショット写真を見せつつ話したらちょっと覚えててくれた。お寿司食べて!と腕を引っ張られ奥へ。

 

パーティの中心地にこれた。あまり食べられないけど干瓢巻きを勧められたので食べつつ (おいしかった) ポストカードをあげた。

「これは!いくらくらいで売ってたの?」

「1500円だったと思います」

「高い!」

 

確かに高いよなと思いつつ売ってた。お金欲しさからの値付けだったことに気付かされた。反省。

 

ポストカードあげたお礼に安齋さんからコロッケをもらった。その後安齋さんは他の人に話しかけられて奥に引っ込んでしまった。

 

ポストカードあげられたらそれでよかったんだけど、欲が出てしまい一緒に写真も撮りたくなった。安齋さんの方をチラチラ見つつ、干瓢巻きとサンドイッチを食べつつ回ってきたシャンパンを飲みつつiPhoneをいじりつつジッと待機。

この会場にいる人たちにとって自分は何者でもないのになぜかお寿司やらサンドイッチを食ってる。気持ちで負けそうになったが写真のために堪えて何食わぬ顔で干瓢巻きをたくさん食う。

 

近い将来このギャラリー近くでクッキー屋みたいなのを開く予定の人が 焼いたクッキーを安齋さんに持ってきてた。なぜか自分も1枚もらった。

あと偶然通りかかったサーファーが私が描いた絵ですと安齋さんに見せにきてた。

安齋さんって人柄がいいからどんどん周りに人が集まってくる。

 

個展終了時間はとっくに過ぎていたが安齋さんの歓談はまだ終わらず、自分は下腹部がムズムズしてきていた。

 

そしたら外から1匹ネズミが飛び込んできた。

騒然となる会場。ネズミはギャラリーの1番奥まで駆けていき床に直置きしていたバッグの後ろに隠れる。バッグをよけると今度は入り口に猛ダッシュ

と思ったらその途中にいた自分の足の間に隠れた。若干会場が沸き、会場内の一員になれたとその時初めて思えた。

 

安齋さんがきて入り口までネズミを誘導して追い出した。安齋さんが歓談から外れた!

すぐに近寄り安齋さんにお礼を言い、また会いたいですと伝えて最後に写真をまた一緒に撮っていいですかと聞いたら快くオーケーしてくれた。

 

握手をしてギャラリーを出たんだけど名残惜しくて一旦引き返し、パーティ中心部に戻った。そこに置かれていたチョコを一つもらって帰ろうとしたら安齋さんがニコニコしながらかりんとうを一袋こっちに投げてくれてそれももらって帰った。

 

会場でまさか干瓢巻きとサンドイッチをたくさん食べると思わなかったから行く前に麻婆豆腐の材料とご飯を用意してた。それは明日食べます。

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今日外出てよかった!

 

おしまい